Pyroar’s blog

煮卵アンチとして活動しています。

【S16使用構築】カエンジシ最強スタン ~筋肉もりもりカグヤ姫を添えて~【最高最終2009】

   

はじめまして、ゆでたまごです。

  …はい。そのゆでたまごです。

 今回、S16で使用した構築で初めてのレート2000を達成する事ができたため、記念としてここに構築記事という形で残すことにしました。記事を書く事は初めてなので、至らぬ点が多く、また気合が入り過ぎてしまいかなり長くなってしまいましたが、最後まで見ていって頂けたら幸いです。

 

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≪構築経緯≫

自分の嫁ポケであるカエンジシ。こいつと相性が良さそうなポケモンとしてトリトドンを見つけ、地面の一貫を切れてエスパーにも強い枠としてテッカグヤを選択し、初めはこの三体を含めた普通のサイクルをしていた。

が、カグヤはまだしもカエンジシトリトドンは何回も受け出しが安定して出来るようなポケモンでは無く、「カグヤに電気や炎タイプを後投げされる→起点にされて受けだしが成立しなくなる」という流れがよくあった。そこでこのタマゴ、至極単純で頭悪そうな事を思いついたらしい。

カグヤを超過力にして受け出される回数減らせばいいじゃん

そして生まれた鉢巻カグヤ。この三体にトリル要因のミミッキュ、大体の特殊水や特殊電気に強く、超火力でカグヤと同じく後出しをさせづらいチョッキデンジュモク、せめてものゲンガー、リザ対策としてメガバンギラスを加えてパーティとした。

 

≪個体解説≫

カエンジシ@ノーマルZ

 

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臆病C252 S252 余りB 

実数値:161-×-93-161-86-173

調整:CSぶっぱが一番強い。どちらも削る必要性が皆無。

特性:きんちょうかん

技構成:大文字、破壊光線、鬼火、挑発

 

嫁ポケであり相棒。レートに潜り始めた初期段階からずっと使っている。

放射だと火力不足な事が多いので大文字採用。破壊光線Zはかなりの火力が出て、無振りリザXが余裕の確1、H振りだけのカバに対して中乱数1発など、相手に予想外の火力を押し付けられる(下にダメ計載せときます)。最速にすると意地メガマンダより1だけ速なるので挑発+鬼火で無理矢理裏のバンギの起点にする動きをよくしていた。鬼火の枠をめざ地面or身代わりにするかどうか迷っていたが、初手のグライオン対面やカビゴン対面等で中間択としてうてるし、やはりミミッキュに対して無いと負ける場面が多かったので良かったと思う。(今期の初手ミミッキュは全人類でんじはから入ってくるので、初手でかち合ったら挑発安定だった。)

耐久はペラペラぺラップである。そこも可愛い。

 

選出率3位タイ

 

↓↓破壊光線Zのダメ計(よくうつ奴ら)↓↓

無振りf:id:Pyroar:20190903160306p:plain     ・・・112.4%~133.3%(確定一発)

無振りf:id:Pyroar:20190903161059p:plain  ・・・88.2%~103.9%(乱数25%)

H252振りf:id:Pyroar:20190903160800p:plain・・・92%~108.8%(乱数50%)

H252振りf:id:Pyroar:20190903163822p:plain・・・92.3%~109.1%(乱数56.3%)

etc...

 

 

 テッカグヤ@こだわり鉢巻

 

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 意地っ張りH228 A252 D20 S4  4余り

実数値:201-168-123-×-124-82

調整:ほぼHA。DL対策にDに20振った。残りをBに振るとDL対策がおじゃんなので余らせた。美しくない。

特性:ビーストブースト

技構成:ヘビーボンバー、地震ストーンエッジ馬鹿力

 

最強のポケモンであり本構築の要。タイプ一致鉢巻ヘビーボンバーの最大威力は、陽気メガボーマンダの捨て身タックルをもしのぐ火力指数を持つ(陽気マンダ捨て身:42551 鉢巻カグヤへびぼん:45360 意地マンダ捨て身:46655)。コケコ、ロップ等の高速低耐久アタッカーは勿論確1、H振りレヒレも7割以上削れるというハチャメチャな火力である。有利対面を作ってこいつで圧をかける、という立ち回りがしっかりと出来ていた試合は殆ど負けなかった。

ヘビボン以外の技構成についてだが、ドヒドイデやガルド、ドランへの有効打となる地震、最近流行りの耐久振りボルトもそのほとんどを確1に持って行けるエッジはほぼ確定で、ラスト一枠が種爆弾と馬鹿力との選択になると思っている(大爆発は正直使いこなせる気がしない)。どちらも使ってみてかなり迷ったが、さすがにカビゴンが重すぎたのと、ナットドランに一貫する事を評価して馬鹿力を採用した。(種爆弾にするとヌオー入りの受けルにかなり強くなります。楽しい。)

 

選出率1位

 

 

トリトドン@達人の帯

 

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 控えめ H156 C252 B100

実数値:206-×-101-158-102-59

調整:HB...特化メガマンダの捨て身確定耐え

   C...特化

特性:よびみず

技構成:熱湯、だいちのちから、冷凍ビーム、めざ炎

 

雑に強いポケモン。本来は地面Zで使うつもりだったが、3Z構築はさすがに枠がもったいないので達人の帯で全体の技の火力も一緒に上げる事にした。そもそもは「高い打点の地面技がうちたい」という理由での地面Z採用だったので、やわらかい砂を持たせる予定だったが、折角めざ炎で厳選したしという事で帯となった。達人の帯を巻く事で、足りない火力を補う事が出来る。具体例としてはメガクチートに対する大地の力が低乱数1発→確1になったり、無振りメガメタグロスに対する大地の力が確2→高乱数1発になったりする。(耐久振りのグロスは倒せないので、Z枠が余っていれば絶対的にZがオススメ)。

技の範囲が広いので、対面性能の高さから一体持っていった後にも、後述するミミッキュのトリルから一貫を作れる事がかなりあり、環境に刺さっているポケモンだと感じた。

 

選出率2位

 

 

デンジュモクとつげきチョッキ

 

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控えめ H244 C252 D4 S4 4余り(美しくないシリーズ)

実数値:189-×-91-247-92-104

調整:ほぼHC。DL対策と称して脳死でDに4振ったが、どうせ冷Bはそんな入らないし、恩返しポリ2の事を考えたらやらなくて良かった気もする。諸説。

特性:ビーストブースト

技構成:10万ボルトボルトチェンジ草結びめざ氷

 

6体の中で一番影の薄かった可哀想なポケモン。トドンでは勝てないカプ・レヒレにかなり強いのと、カグヤがあんな型のせいで相手のカバ、カグヤが重かったので採用した。ゲコに強めな事もあり、当初はかなり選出していたが、Sが遅いのでせいぜい一体持っていくので精一杯な点や、トドンほど遅くないのでトリル下でもイマイチな感じだった点(語彙力)、カバを結びで落とせない場面が結構あった点(アゴの流星Z耐えぐらいのカバなら高乱数で落ちるはずなんだけどなぁ)で後半はほとんど出せなかった。

しかし相手目線からしたらやはりジュモクは脅威な様で、カグヤが出てきにくかったり、受け気質のパーティの選出を歪ませたりしていた(気がする)。

 

選出率6位

 

 

ミミッキュミミッキュZ

 

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意地っ張り H252 A252 余りB

実数値:162-156-101-×-125-116

調整:HAぶっぱ。バシャのフレドラ耐えぐらいには耐久に振ったやつの方が良い。当たり前である。ただこのタマゴ、火力を削れない病気にかかっているのでこうなってしまった。皆さんがトリルミミッキュを使う時はちゃんと耐久に振ってください。

特性:ばけのかわ(最強)

技構成:じゃれつく、影うち、呪い、トリックルーム

 

化けの皮で積んでるポケの攻撃を一発耐えてZで返したり、トリル呪いで裏のカグヤ、トリトドンを通すサポートをしたりと本当に器用なポケモン。もう何も言う事は無いぐらいに強い。ネックは鋼タイプに弱い事だが、そいつらには上記の4体が強い事が多いので、トリル要因としてこいつを選んだのは正解だったと思う。強すぎる。

 

選出率3位タイ

 

 

バンギラスバンギラスナイト

 

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陽気 A252 S252 余りB

実数値(メガ後):175-216-171-×-140-135

調整:ASぶっぱ

特性:砂おこし

技構成:りゅうのまいストーンエッジかみくだく、冷凍パンチ

 

せめてものゲンガー、リザ対策のメガ枠。前述したが、カエンジシとの組み合わせで無理矢理マンダを起点にして舞う動きがかなり強かった印象。グロス軸を崩すための噛み砕く、グライとランドが重いので冷凍パンチ採用で、技構成に関してはこれが正解だったと思う。選出率は低めだが、こいつがいるからかリザXがカグヤ対面剣舞から入ってくることがよくあり、カエンジシが無償降臨出来る事がよくあった(いつかリザカグヤ対面突っ張りたいという夢は生涯叶わず)。選出率は低くても、採用していて良かったと思う。


選出率5位

 

 

 ≪選出≫

基本選出というのは無いが、

カグヤトドン+カエンジシorミミッキュ

の選出をする事がかなり多かった。

正直癖の強いパーティではあるので、結構な試合数使ってからは、「こいつが通る気がする」ぐらいの所謂経験則のような感じで選出をしていた。

自分で言うのも変な話だが、変なパーティを生んでしまった感が否めない。

 

 

≪苦手なポケモン

キノガッサ

 苦手どころの騒ぎではない。ほぼ詰んでる。幸い今シーズンはある方が身代わり入りのカエンジシで1000戦以上潜っていたので、先発にカエンジシを出して「身代わり貼るでー」っていう念を送りながら鬼火を押していた。マッパは乱数。先発でかち合わずにカエンジシが削れた(ガッサへ仕事が出来ない)場合は、カグヤ+ミミの影or砂とかでなんとか処理していた。

 

メタグロス

 陽気ならトドンで、意地ならカエンジシで相手したい(雷パンチ持ちが多いのでカグヤで見るのは怖い)ので、選出段階でどちらか見極めないといけない。大変だぁ。どうしてもわからない場合は、信じてカエンジシを出す事にしている(と言いつつ対面でカグヤに引きとかよくしていた)。

 

カビゴンorヌオー

 「or」というのは、カグヤが馬鹿力を持つか種爆弾を持つかで変わってくるから。カビは頑張ればカエンジシで勝てるし(カエンジシはきんちょうかんなのでカビに有利)、種爆弾採用が正解だった説もある。でもまぁ一長一短と言わざるを得ない。

 

ギャラドスバシャーモ

病気のせいでミミッキュが柔らかいため重くなってしまった2体。ギャラはメガ進化してくれればカグヤの馬鹿力で確1だし、バシャもトリトドンが膝を耐えるのに加えてレート上位は炎Zorバトンばっかだったので、トリルとかを上手く絡めれば一番上2体よりはましな部類。

 

カミツルギ

 テッカグヤorトリル下でしか勝てないが、バンギ、ミミッキュ以外に後出しは出来ないはずなので、隙を見せないように行動すればなんとかなる事が多かった。

 

 

 

≪おわりに≫

ここまで読んでいただきありがとうございます!初めての構築記事という事もあり、読みづらい部分も多かったと思います、そこはお許しを。。

受験勉強をしながら、偶々夜に元気だったりしたら潜るぐらいのシーズンだったので、まさか2000達成出来るとは思いませんでした!カエンジシに感謝です。応援してくれる方々も大勢いて、とても励みになりました!皆さん、S16お疲れ様でした!

 

↓レート2000達成時の画像

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